「もてぎスーパー耐久500km」 映像を一挙公開! [最新レース結果]
【スーパー耐久チャネル】で、19本もの映像を大公開中!
11月11日(日)に「ツインリンクもてぎで」行われた、スーパー耐久シリーズ
の決勝レースは、小雨と土砂降りを繰り返す悪天候に3度もセーフティー
カーが入る波乱の展開となった。
今期の最終戦とあって、紅葉に囲まれた肌寒い山間部の天候にも負けず、サーキット
には子供連れ観戦も含めた、大勢のファンで賑わった。
こちらは、既にシリーズタイトルを決めた「ENDLESS ADVAN Z」
同じく、ST2を制しタイトルを手にした「オーリンズ ランサーEVO MR」
そして、ST3ランキングTOPを走るカルラレーシングのZ、ST4の
ランキングTOPのHonda Access ADVAN CIVICなど、今回で
シリーズ優勝が決まるSTクラス3とクラス4は大混戦が必至。
悪天候のスタートで、ポールのBMW Z4を刺して前に出た「黒豆リボイスGT3」
を先頭に決勝レースは周回を開始。
ろくに前も見えないヘヴィ・ウェットな路面をモノともせず果敢に突っ込む
ドライバー達の最終戦に賭ける意気込みが伝わる、猛烈なレース展開。
そんなレースの模様を、スタートシーンから撮った動画ストリーミングで
お楽しみいただけます。
最終戦の今回は、優勝チームのインタビューに加えて、サーキットに隣接
するHOTELで行われたシリーズ・タイトル表彰式の模様も大公開します!
【もてぎスーパー耐久500km】 の映像はコチラ
今日は、『SUGOスーパー耐久500km 』 の予選ですが・・・ [最新レース結果]
宮城県は仙台市にあるサーキット 「スポーツランドSUGO」
ここで本日、 スーパー耐久シリーズ2007:第6戦の予選が
行われる・・・予定だった。
「だった。」と言うのは、にわかに関東~東北に急接近してきた台風20号
のおかげでご覧の通り、コースが水浸しとなり危険と判断され、予選走行
が中止となってしまったからだ。
ピット・ウォークは予定通り行われ盛況だったが、予選は明日の早朝、
フリー走行を予定していたAM8:00からに延期となった。
...で急遽、これまた雨で余裕ができて、満面の笑顔でクレープを食していた
S耐2007イメージガール"VANILLLA"にブログの表紙を飾ってもらいました。
明日は台風一過で、秋晴れのレースになることを期待しましょう。
韓国戦/予選 【Taebaek International Super 300】 [最新レース結果]
韓国・太白レーシングパークで、9月29日に行われた予選走行。
このサーキットコース、全長が短いわりにメイン・ストレートが900mもあるのが特徴だが、
もう一つ。舗装状態がかなり悪いのも無視できない要素だ。
アスファルト舗装自体に凹凸が多いだけでなく、コースの外周部に未舗装(つまり泥土)
のままのエリアが多く、レース車両がコーナー内側の縁石をインカットする度に舞い上がる
土埃りが、コースの各所にタップリと降り積もっているという難しいコンディションなのだ。
そんな劣悪な路面コンディションが関係あるのか否かは知らないが、地元・韓国チームの
ライト・クロカン系RV車両によるレースが、公式プログラムの中に組まれていた。
RV車に「車高ダウン+超大径ホイール」を組み合わせるのは世界的な流行だが、この
スポーティなカラーリング+エアロパーツは新鮮。 日本でもウケる、かも!?
ちなみベースが実用RVなので、エンジンはもちろんディーゼル。
ストレートは思ったより速いが、図体のデカく重心も高いRV軍団が、タイヤの悲鳴を上げつつ、
黒煙を撒き散らしながらグラグラとコーナーに迫ってくる様子は、薄いガードレール1枚を隔て
たすぐ外側でカメラを構える我々に、チョッピリ身の危険を感じさせる不安定な走りっぷりが
ある意味「迫力」あるレース。見ていると案の定、1台が派手に路肩に突っ込みリアイヤに・・・
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そして、いよいよスーパー300クラスの予選。
前日、フリー走行を終えた日本チームのS耐ドライバー達は口々に 「クルマが路面の
凹凸でジャンプしてしまい、コントロールが難しい。」 とこぼしていた。
実際に見ていると、900mもある長いメインストレートを、200数十キロの全開速度で
走り抜ける車両が、上下方向にピョンピョンと跳ねているのが傍目にも判るほどだ。
4輪の何れかが宙に浮いている状態ではステア操作やブレーキングも難しく、ドライ
バーの操作負担がかなり大きい上に、攻め過ぎると簡単に破綻する。
この70号車:白いRX-7も、最終コーナーでスピン! 凸凹な盛り土でできたセーフティ
ゾーンの上を、バンバンと数メートルも跳ね上がりながら派手にコースアウトしていった。
しかし記録した予選タイムは59秒台で、総合5位と上々。
これを見た地元・韓国チームの一団(左側、明るいブルーのユニフォーム)がRX-7
のピットに押しかけて、「何で、そんなに早く走れるんだ!?」 とクルマの仕様や
セッティングについて質問攻め。 これぞ、日韓交流の理想的な姿じゃないだろうか。
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そして、ここに全く例外の一人が。
PWRCこと、プロダクションカー(市販車)世界ラリー選手権で2005年、史上初の日本人
チャンピオンとなった「トシ・アライ」こと新井敏弘選手その人で、今回は123号車:エンドレス
スポーツのSUBARU IMPREZA WRX を駆り、ドライバーとして参戦。
「(ラリードライバーである)僕にとって、この路面はバンピーでもスリッピーでもなく・・・楽しめました。」
のコメント通り、タイムは大排気量の上位クラスとなるフェアレディZに次ぐ<59秒266>を叩き出した。
総合2位。
降雨等で路面が更に悪化していたら逆転していたかもで、それも「S耐」の面白い一面だ。
こちらは、1分00秒052をマークし総合4位の「TRACY SPORTS/HONDA NSX」
パワステに問題が出て使えず、腕力で跳ねるクルマをねじ伏せながら、ST-3クラス
で久々のNSXによるトップタイムを出した。
ST-4クラストップは、AGY MOTOR SPORTS の HONDA INTEGRA TYPE R。
市販のノーマルエンジンほぼそのままで、ここまで速いクルマは世界でも類がない。
予選での最高タイムは1分01秒520。
韓国チームでは、KIXX Racing/Lexus IS200(アルテッツァ) が善戦。
エンジンに手を入れて高回転でパワーが出る仕様となっており、身のこなし
も機敏なチューニングカー。 1分01秒232で韓国チームTOPタイム。
…予選を終えてみると、日本国内のシリーズ戦とは全く違うコンディション故の
面白さが結果にも現れており、決勝が実に楽しみな海外遠征レースとなった。
(決勝編に続く・・・)
韓国遠征!【Taebaek International Super 300】 [最新レース結果]
突然ですが・・・「スーパー耐久シリーズ」レースが、韓国の北東部にある太白(テベック)
レーシングパークの要請で、韓国へ遠征しての親善試合を行うことになりました。
今後、この韓国レースが正式な「スーパー耐久シリーズ」のスケジュールとして組み込ま
れる可能性も出てきており、モータースポーツによる日韓交流イベントとして定着すると
したら、非常に意義深いレースになる筈だ。
◆Taebaek International Super 300 in KOREA◆
2007年9月29日(予選) / 30日(決勝)
日本からの遠征隊の陣容は、12台の車両と各レーシングチーム、事務局STAFFやプレス
関係者を合わせて総勢で150名。 車両は船便のコンテナで先に韓国へ送り、我々は27日
に空路で金浦空港に現地入りした後、バス2台で半日かけて太白市へ移動。
途中、バスは巨体を傾けながら、峠道をかなりアグレッシブに快走。しかし本当に驚いたのは
対向車を路肩に飛び退かせる勢いで狭い山道を飛ばす我々のバスを、一般車や過積載の
トラックが、対向車線に全身をさらしながらガンガン追い抜いていく事。 誰もが飛ばしており、
後ろに渋滞をつくるほど遅いクルマなんて、1台も見当たらないようだった。
モータースポーツは韓国人の気質にかなり合っているのじゃないか・・・と勝手に得心した。
眩い金色に輝く巨大高層ビルなどが立ち並ぶソウル周辺の都市部を抜け、田園風景の
中を東へ東へとひた走ると、山間部にある宿泊先「High1 Resort」内のホテルに到着。
太白は昔、炭鉱都市だったそうで、その跡地が今は高級リゾート施設や、韓国内で唯一
外国人だけでなく韓国人も入場できる巨大なカジノとして再開発され、地域復興に貢献。
その意味では、北海道の夕張市と似たような歴史を持つ都市で、宿泊した絶景の部屋には
炭鉱時代の資料や写真をまとめた分厚い歴史ガイド本が備わっていた。
そして翌朝28日、いよいよテベック レーシング パーク へ到着。
標高700mの高地にあるこのサーキットは、山間の地形を生かして建設された為に一周
が2.35kmとやや短めだが、緑の森のすぐ脇をすり抜けるように走るコース設計は巧みで、
高原の雲や緑が美しいだけでなく「走るとなかなか楽しい。」とジャパン・チームのドライバー
に言わしめたコースレイアウトを持っている。
では、気になる韓国側のレース参戦車両をご紹介。
●先ずコレ。HONDAの「NSX」で、ジャパン・チームのNSX:39号車とのバトル
が楽しみな一台。
●そしてコチラ。レクサスIS200(日本名:アルテッツァ)で、近年まで日本
のS耐でも活躍していた懐かしい車両。
●最後に、韓国メーカーの車両が登場。ヒュンダイの「タービュランス」
FFクーペなので、ST-4クラスのインテグラといい勝負になる筈だ。
最後にオマケ。
サーキットの食堂で昼食をとるジャパン・チームの様子。メニューは様々な種類のキムチと、
キムチ味の焼肉と、キムチ漬けの豆腐やニンニクが盛り放題のバイキングだ。
さすが本場、基本的にどれも旨いのだが、辛さの強いキムチやしし唐が地雷のように混じって
いるので毎日、盛り付け台の前でキムチの山と睨めっこしたり、匂いを嗅いだりする羽目になる。
(予選編に続く...)
スーパー耐久 in 岡山国際サーキット/決勝 [最新レース結果]
ついに迎えた、スーパー耐久シリーズ第5戦決勝レースin岡山国際サーキット。
今回も激しいバトルが行われました。担当:Sです。宜しくお願いします。
それでは、9/2(日)に行われた決勝レースの模様をお伝えします。
本日の岡山の天気は快晴!。コースコンディションはかなりGOOD!
第5戦も多くのお客さんが集まってくれました。
レースクイーンの皆様は本日もステキにキメてくれています!
⇒レースクイーン・ギャラリーは「スーパー耐久チャネル」で近日公開
ピットウォークでの各チームの雰囲気は和やかに、それでいて、ピリピリとした緊張感が漂います。
スーパーガールズ イメージガール "Vanilla"
⇒スーパーガールズ・ギャラリーは「スーパー耐久チャネル」で近日公開
13時25分、スーパー耐久 岡山500kmレースがスタート!135周の過酷なレースが始まりました。
ST1クラスのトップは『ENDLESS ADVAN Z:影山正美/青木孝行』。
二位の『PETRONAS SYNTIUM BMW Z4 M COUPE』との差は、なんとコンマ9秒という接戦での大勝利!
ST2クラスのトップは『オーリンズランサーEVO・MR:木下隆之/中谷明彦 』。
開幕からの5連勝で早くもチャンピオンに!
ST3クラスのトップは『FINA GSX ADVAN M3:長島正興/小林且雄』。
今期3勝目を飾る。
ST4クラスのトップは『PSY.ERG.ED.A-ONE.DC5:山本すばる/小林崇志』。
予選トップの『AGY.REVET.DC5』を押さえ勝利。
今回も、とにかく暑かった!熱かったスーパー耐久レース!
「スーパー耐久チャネル」でムービー公開中!続々とアップしていきますのでどうぞお楽しみに!
⇒各クラスの優勝インタビュー映像はコチラ
⇒決勝レース速報ムービーはコチラ
⇒レース結果の詳細レポートはコチラ
スーパー耐久 in 岡山国際サーキット/予選 [最新レース結果]
今年のスーパー耐久シリーズも、遂に第5戦を迎えました。
担当:Sがお送り致します。宜しくお願いします。
それでは、9/1(土)に行われた予選の模様から。
ST1クラスでは『ENDLESS ADVAN Z:影山正美/青木孝行』が、2番手『PETRONAS SYNTIUM BMW Z4 M COUPE:柳田真孝/ファリーク・ハイルマン』とコンマ4秒の差でトップに。
ST2クラスでは『PROVA FUJITSUBO IMPREZA:吉田寿博/松田晃司』が『オーリンズランサーEVO・MR』を抑え王座決定を阻む。
ST3クラスでは『協新マイロード岡部自動車RX-7:小松一臣/入口秀輝』が前回に引き続きトップに。
ST4クラスでは『AGY・RIVET・DC5:井尻薫/黒木英春』がスポット参戦ながらトップタイムを叩き出す。
⇒予選公式結果はコチラ
決勝レース当日(9月2日)の岡山の天気予報は曇りのち晴れ。
予選の模様からも分かる通り、各クラス共にかなりの混戦が予想されます。
決勝レースもどうぞお楽しみに!
(決勝レポートに続く)
スーパー耐久 in 富士スピードウェイ/決勝 [最新レース結果]
8月5日に開催された、シリーズ第4戦 『SUPER TEC』 の決勝レース。
第一コーナーの端にある「プレス用・撮影エリア」からの眺め。
コントロールタワーやピットビルの巨大さでは、恐らく国内サーキット屈指
である富士SWでは、我々の編集作業の部屋もピットビル内にあります。
右端のTVモニターは、コース・カメラから来る中継映像の確認用。
この作業部屋で素晴らしいのは、コントロールタワー前を通過する
車両が、直接目視で確認できるコト。
場内中継の「XX号車、ピットイン!」のアナウンスを聞いた瞬間に
窓に張り付けば、まさにそのピットインしてくる車両や、作業風景を
チェックできるという、ありがた~い構造。
さて、話を決勝戦に戻すと・・・スタート直前は曇が多く、気温は31度
(路面47度)と、それほど猛暑でもなかったが、そこはシリーズ中で
「一番暑い!」と言われる富士。 車内は猛烈に暑くなるので、冷却水
が循環し熱を逃がしてくれるクールスーツは必需品だ。
ピットウォークは、昨日を遥かに超えるギャラリーで賑わった。
こちらは、ピットビルの屋上から最終コーナー側を望むの図。
こちらはファーストコーナー側。 都心に近い為か、夏休みを楽しむ子供の
姿もかなり多かった。
レースクイーン・ギャラリーは「スーパー耐久チャネル」で近日公開。
スターティング・グリッドに並ぶ各車。車両が見えなくなる程のチーム・クルー
やプレス関係者の多さは、F1グランプリにも負けてない!?
まもなくスタートで、ドライバー以外はコース上からスッキリ退場。 スタート進行の模様と、
フォーメーション開始30秒前~レース開始序盤の2周分の映像はココで公開中です!
一周目を終え、メインストレートに戻ってきた先頭集団。
たった一周で、既にこれほどのリードが・・・。 ポールからスタートした、柳田選手の
駆る 「BMW Z4 M COUPE」 の加速力には目を見張るものがあった。
そしてレースの結果は・・・各クラスの勝利を手にしたのは、この4台。 黄色が多い!?
⇒レース結果の詳細レポートはコチラ!
レースを終え、ズラッと並べられたマシンと、祝福の嵐に包まれるドライバー達。
今回のヒーローは、早さでは定評がありながら、チーム参戦4年目にして
ついに念願の優勝となった、黒豆リボイスGT3の大ベテラン・竹内浩典選手
と、自身のキャリアでもコレが初優勝という、清水康広選手のコンビ。
⇒各クラスの優勝インタビュー映像はコチラ
レース終了を待ってくれたかのように、霧雨に包まれるサーキット。
オツカレサマでした。
スーパー耐久 in 富士スピードウェイ/予選 [最新レース結果]
「F1 日本グランプリ」を来月に控えたココ:富士SWで、S耐シリーズでも最も
過酷な猛暑バトルが開催された。先ずは土曜日の公式予選から。
F1開催に向け改装整備された施設は素晴らしいの一言。 サーキット仕様に車高を
下げた緊急車両達を見ると、ココがTOYOTAのホームグラウンドであることを思い出す。
キャンペーンガールズが迎えるPitWalk。予選日にも関わらず膨大な人出に圧倒される。
上記は、社外マフラーの老舗「FUJITSUBO」がスポンサードするインプレッサ。
ボンネット上には、エンジンの放熱排気用スリットが六箇所も・・・暑さ対策は深刻だ。
では、予選結果を駆け足で。
STクラス1は、唯一1分46秒台を叩き出した柳田真孝/ファリーク・ハイルマン
組のPETRONAS SYNTIUMBMW Z4 M COUPE が余裕のポール獲得。
STクラス2のトップは、常に真剣勝負で結果を出す、オーリンズランサーEVO・MR
を駆る木下・中谷組だ。
STクラス3では、好調なフェアレディZやBMWを押し退けて協新マイロード岡部
自動車の入口・増田組が、RX-7ファンを喜ばす久々のポール獲得。
STクラス4は、昨年の富士で二位につけたPSY.ERG.ED.A-ONEのインテグラ
が、現在ポイントランキングTOPの新型インテグラTypeR を抑えてのトップだ。
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路面の舗装状態が良いので走り易いように見えるが、中低速のテクニカルな
コーナーに加え、高速ロングストレートから飛び込むタイトな1コーナーなどなど、
富士SWの攻略は簡単ではない。予選ながら激しいバトルが各所で見られ、
シリーズ折り返し地点となる本戦に賭けるドライバー達の意気込みを感じる。
(決勝レポートに続く)
レースの未来を担うECOカーも完走! 24時間レース閉幕 [最新レース結果]
ECOカーやディーゼルカーや海外レースの優勝マシンなどの参加で、新しい
空気が色濃く感じられた第14回 十勝24時間レースが、その余韻を残し
つつ今年も閉幕しました。
こちらは、中東バーレーンの24時間レースで総合優勝した Autoracing Club
Bratislavaの持ち込んだ ポルシェ996GT3 RS。
そしてコチラ。オランダのRED CAMEL RACING のセアト・レオンは、ディーゼル・エンジン
のレース車両というだけでも珍しいのに、更に今回は「十勝エコ・プロジェクト」との連携で
何と、使用済みのテンプラ油を精製して作った『バイオディーゼル燃料(BDF)』を使って
24時間レースに参戦し、見事に完走を果たした。
同じく、「十勝エコ・プロジェクト」からは、バイオエタノール燃料(小麦やビートから精製)を混ぜた
ガソリンを使用し、テストの意味合いも含めて敢て「どノーマル」の市販車エンジンと組み合わせ
て参戦した「ジェネシス十勝エタノールDC」のインテグラは、みごとTP-1クラスの優勝を飾った。
※バイオエタノール燃料について解説したインタビュー・ムービーはコチラ
そして、GTクラスにスーパーGTで活躍していたTOYOTAスープラを
ベースに改造したハイブリッドカーで参戦した、DENSO SARD の
「SUPRA HV-R」。
もともと速いGT車両がベースではあるが、昨年は大量のドライアイスを
頻繁に補充し冷却しなければならなかったモーター用のキャパシタ(蓄電器)
部分を今年は水冷に改良する等、過酷なモータースポーツに耐える為の
技術は確実に進化していた。
そしてモチロン、耐久レースの主役である「スーパー耐久シリーズ」も要注目!
夜を通して散発的に降り続いた雨も止み、朝には青空が顔を見せた十勝サーキット。
STクラス1を征したのは、開幕3連勝となったENDLESS ADVAN Z。
STクラス2の優勝は、こちらも3連勝を飾ったオーリンズランサーEVO・MR
そしてSTクラス3で24時間を征したのは、あの近藤真彦や長島正興を助っ人に迎えたFINA
GSX ADVAM M3 が。 走りのBMW復活は本物だ。
昨年度はインテグラのワンメイク状態だったSTクラス4だが、24時間耐久レース
に初登場となる新型 CIVIC Type R が、早くもそのポテンシャルを証明するかの
ような安定した走りで初優勝を飾った。
各チームの優勝インタビュー映像は、コチラでご覧いただけます。
十勝、24時間耐久レースは今、激戦の真っ最中です! [最新レース結果]
本日15時より、開始された「十勝24時間耐久レース」。
国内害より総勢36台のマシンが参加。北海道の帯広にあるサーキット
ではエンジンの爆音に混じって英語やドイツ語、フランス語などが飛び
交い、10度~16度という肌寒い気候や景色と相まって、ヨーロッパの
モータースポーツさながらの雰囲気を楽しめます。
そのヨーロッパから、低燃費&二酸化炭素排出量の少ないディーゼル
エンジンを積んだセアトの[レオン]で参戦中のRED CAMEL RACING
(写真左)
そして上の二人は、ベルギーからポルシェ997 GT3-CUPで参戦中
チームのドライバーで、そのインタビュー映像は既に公開中!
●“MUEHLNER MOTORSPORT SPORT” のインタビュー映像
そしてもう一台。地元北海道の小麦やビートから作られたバイオ
エタノールの混合燃料を使うインテグラで参戦中の「ジェネシス十勝
エタノールDG」もインタビュー映像を公開中。バイオ燃料の普及に
関する情熱や難しさを、じっくりと語ってくれました。
もちろん、スーパー耐久クラスの日本勢も元気に走行中。
小雨が降ったり止んだりの中途半端な天候に悩まされ、各チーム
がドライ用タイヤ or レイン用タイヤを何度も履き替えたり・・・。
レースはまだ、あと15時間もあります。8時間は暗闇の中、睡魔や雨と
戦いながらの過酷な勝負。何が起こるか予断を許しません。
引き続き、徹夜態勢でブログと映像による現地レポートをお届けして
ゆきますので、お楽しみに!